http://awards.cesa.or.jp/yaer_16.html
【特別賞選考理由】
これまでの育成ゲームには無い、ネットワークを活用した新たな楽しみ方を提案。
更には、派生コンテンツが生まれるなど、ゲームにとどまらないフィールドの広がりが評価されての受賞となりました。
だねだね。ネットワークの活用というのはオンラインオデのことかな。一応ボイチャもできるけど、体験したことはないなあ。これはSONYに振られて泣きながら模索したスタッフを称えてあげたい。出た頃は箱○マジ頑張れ、って思ってたけど、今はSONYマジ頑張れ。相変わらずマイクロソフトは嫌いだけど。で、派生コンテンツはDLCでしょうな。商売としてはもう規模縮小しているというか、アイドラは終わってるしWebラジのショッピングマスターも終わってるけど(あれめちゃ好きだったのになw)、まだまだファン向けのサービスは続く。
売り上げ本数という今までの商売からすれば特別賞という位置付けしか無理なんだろうけど、今年は完全にアイマスの年だった気はするな。旋風が巻き起こった感じ。去年のハルヒキャラソンの大ブレイクを受けてか、今年はやたらアニメ+キャラソンの展開が多いようだけど、マスターアーティストなんかはゲームのキャラソンとしては異様な売り上げをたたき出している気がする。各キャラ1万枚ずつくらい平均で売れてて、11枚ですよ。恐ろしいことです。
【この作品について】
(略)
プレイヤーは芸能プロダクションのプロデューサー。
素直だけれど歌はヘタクソな子、能力は高いが生意気な子、魅力はあるがどこか未熟な子と様々な性格のアイドル候補生10人。
彼女たちと過酷なレッスンやオーディションを重ね、トップアイドルに育てていきます。
(略)
また話題の一環として、アイドル候補生全員のフィギュアやステージ、DVD等を同梱した豪華限定版も発売。ご好評を頂き販売終了致しました。
>素直だけれど歌はヘタクソな子
え…?
春香さんのことですか? いや、自分ではうまくない、って言ってるけど春香さんボーカル高いでしょうw つか、ヘタクソな子って設定はないと思うんだが。中の人…? いやいや、あれはライブとかの話だろうw 確かに蒼い鳥とかは「とぶぅー」とか言ってるけど、一部、一部! それ設定に含まれてないから! …この文章誰が書いたんだ?w
>能力は高いが生意気な子
千早…かなあ? 設定上たぶんプロデューサーは20歳前後だから、態度としてはあれくらいが自然だと思うけどな。これは相当高年齢向けに書かれている気がw
>魅力はあるがどこか未熟な子
美希を想定してるのかな? むしろあずささんとか(一応20歳だし)、サンタを信じてる雪歩あたりを押したい気もするがw
まあ、高年齢向けの説明としてはいいかもなあ。「素直だけど歌はヘタクソ」とかデビュー当時の松田某さんを彷彿とさせるし、「生意気」は中森某だし。「アイドルマスター」という単語からアイドルと関連付けてそれっぽく聞かせるためには、こういうちょっとずらした説明の方が受け入れられやすいかも。若い世代にはモー娘なんだろうけどね。
>話題の一環として豪華限定版
これはびっくりしたよねw 自分もそうなんだけど、アイマスってゲームを箱○版で知った人って多いと思うんですわ。で、箱とアイマス買うのって結構勇気がいるじゃないですか。レジにもってく瞬間を含めて。ああ、こいつギャルゲーやりたくてハード買ったんだな、って女性店員にあったかく見守られたり。
そんななか、アケマス軍団は金銭感覚が違うから、限定版即買いなわけでしょ。焦りますよ。ギャルゲーってだけでも腰が引けるのに、ステージ付きの全員フィギュア付きの、数万円のでっかい箱なんですよ。つまり何を言いたいかというと、限定版買っておけばよかったぁぁぁぁぁあ!!
その後のDLCとかも躊躇なく全買いしてるし、ほんとアケマスからのプロデューサーさんたちには頭が下がる思いですw
【ゲーム制作者からのコメント】
今回の受賞ついてプロジェクト一同、大変嬉しく思っております。思えばアーケード開発からはじまり、プロジェクトスタッフの地道な作業の積重ねによってこのソフトはできています。
アイドルマスターは、デビューしたてのアイドルのようにどこか荒削りで不器用なソフトです。しかし、開発スタッフが皆様の期待に答えて楽しませようという思いが詰まっています。これからも元気いっぱいで前進していきますのでよろしくお願いいたします。
最後に困難なスケジュールに対応してくれださった社内のスタッフ。また、こちらの無理な要望に柔軟に対応してくださったマイクロソフト。そして、なによりもこのコンテンツを支えてくださっているファンの皆様へ心から感謝いたします。(原文ママ)
ほんとに地道な作業ですよね。
移植にあたってはSONYに鼻で笑われ、PS2基盤のプログラムをご破算にして1から開発しなおし、秒間30フレームから60フレームにしてすべてのモデルを作り替え。新曲と新キャラを追加して(既存9キャラ分全部作り足すようなもんでしょ)、タッチパネル方式からインターフェースの再構築。オンライン対戦システムも完備して。これはすごいよなあ。
アーケード版の開発には異常に長い時間がかかっているし、その間キャストが一致団結して草の根で布教活動をしていたり。中には、ゲーセンでのイベントにミンゴスたちがやってきて自主企画のファン感謝イベントなども開催したんだとか。
そういう手作りの周知と、箱○版のリリースにしても知人単位で勧めていくところから始まり、ニコニコを利用してDLCのプロパガンダを行ったり(しかも多大な手間をかけたボランティアPV作成なわけですし)、そんな作業が今の人気につながったわけでしょ。
これはもう、存在自体が奇跡。多分、アイマスの「2」が作られても同じ売れ方はしないだろうと思う。今こうしてプレイしているプロデューサーさんたちは、奇跡の中にいるわけなんですよ。
野心的なスタッフのこと、もう多分次のプロジェクトに入っていると思います。世間ではまだまだDLCが人気ですが、規模を縮小してることからして、人員を違うところに投入しているんでしょう。噂レベルですが、XBOXではアペンドディスクを出さないでほしいとMSからの意向もあるようですし、それこそアニメ化のような衝撃をまた提供してくれると信じています。
とまれ、アケ→箱○版の時と違って、今回は注目度が段違いだと思います。よいタイミングで発表になるといいですね。
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