多分今10時間くらいプレイしてるんですが、これすんごいノベルゲーで、今のとこ分岐があるかどうかもわかりにくい。
いわばすんごく長いドラマCDを聴いている気分なのですが、これがまた心地いいこと。
第一印象であった「クーロンズ・ゲート」に似ている、というのはあながち外れておらず、ゲームのところどころに挿入される、本編と関係ないキャラクターからの携帯メールも良いアクセントになっているし、なんといっても本編の緊張と緩和のバランスが良すぎる。
SF好きで時間ものが大好き、というのは大きいのですが、それ系が好きな人にはもれなく楽しめるのではないでしょうかね。
「クーロンズ・ゲート」で一番不満だった点は、ヒロインである小黒(シャオヘイ)を追って進む物語のはずなのに、佳境で登場してあまり接点のないまま退場していってしまったところ。このゲームではミンゴスが豪華な声優陣の中でヒロインを演じているとあって、そういうタイプのちらっと登場する謎めいたヒロインだったら嫌だな、と漠然と思っていたのですが、そんなことはなく、十二分に満足させられています。
当初、事前の情報でこのゲームに「2ちゃんねる用語を使うヒロインが出て来る」というコピーがつけられていたため、そういうのを売りにするのはいやらしいなあ、とちょっと敬遠ぎみだったのですが、内容は極めて自然というか。「ねらー」であることを指摘されて本気で恥ずかしがる様とか、なにかこう、甘酸っぱい気持ちがこみ上げてたまりません。何かに目覚めそうです。
硬派なストーリーの中に、ギャルゲー的キャラクターのメソッドが投じられていて、それがよく融和しているのもミソ。ほんわかして純粋な善人である幼馴染や、ツンデレで委員長キャラな若干がさつ系のミンゴスに、めちゃめちゃ美少女な男の娘(笑)。そいつらが狭い隔離された空間で楽しげにわいわいやっているのを見ていると、なんかこー、CLANNADのことみシナリオの演劇部のシーンなどを思い出してきて、切ないような微笑ましいような。でも、様々なファクターの黙示している結末は、悲劇なんだよねえ・・・。あー、眠れない。
「萌え」に関しても容赦なくて、ミンゴス演じるヒロインがどストライクでしてですね。「さっすがアニキ! 話が分かる!」と思わされる場面なんかも。未来ガジェット研究所にいりびたりになってくるヒロイン紅莉栖(くりす)が、新品のまま誰にも着られずに放置されている白衣にすっと袖を通すシーンがなんともたまらなくてですね。
ヒャッホオォォォォゥゥゥ!!と、マジで片手を高々と掲げてガッツポーズをとりたくなるほど。「ドクターペッパー1本もらうぞ」ってメールがきてはニヤニヤしてですね。いえ、私、変態なんかじゃ。
こんなに本気でキャラクターに萌えるのは、京アニKanonの栞を見た時か、アイマス千早のポニーテールを見た時以来です。
もうね、たまりません。情熱をもてあます。
写真の背景にサブリミナル的に映っているミンゴスの新CDですが、可愛い曲ですね。PVもえらく可愛く仕上がっていて、おお、ミンゴスがちゃんと美人さんとして扱われている、と感動してしまいました。ちなみに、そのPVを見た後にメイキングを見てより可愛いと思ったのは内緒だ。そしてゲームを真剣にしている時の顔が一番可愛いと思うのも内緒だ。
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